★★注目ニュース★★ TENTIAL、シェア型企業寮全室にリカバリーウェアを含むコンディショニング製品を導入

里見将史

2025.08.04

『HealthTechWatch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!

============================================

“TENTIAL、シェア型企業寮「TRIAL HOUSE“TAMESU”」全室にリカバリーウェア「BAKUNE」を含むコンディショニング製品を導入”

入居者のコンディショニングから企業の健康経営への寄与を目指す

リカバリーウェア「BAKUNE Dry」や機能性掛け布団「BAKUNE Comforter」など4製品を導入し、睡眠環境をはじめとするトータルコンディショニングをサポートします。

健康に前向きな社会の実現を目指し、コンディショニングブランド「TENTIAL(テンシャル)」を展開するTENTIALは、7月24日(木)に開業を控える「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」内のシェア型企業寮「TRIAL HOUSE"TAMESU"」の全39室に、リカバリーウェア「BAKUNE」をはじめとする4種のテンシャル製品を導入いたします。

三菱地所とIHIが推進する「豊洲セイルパーク」という先進的な複合施設内のシェア型企業寮「TRIAL HOUSE"TAMESU"」内の全39部屋において、この度4つのテンシャル製品(BAKUNE Dry、BAKUNE Comforter All Seasons、BAKUNE Box Sheets、BAKUNE MAKURA)を導入します。

これにより、入居するワーカーの住空間のコンディショニングをサポートいたします。テンシャルは、これまでにもコンディショニング製品の販売にとどまらず、企業の健康経営への寄与を目指して多様な企業との睡眠における検証実験や睡眠セミナーを実施してきました。豊かな暮らしの実現と企業の健康経営のサポートを行う「TRIAL HOUSE"TAMESU"」と、「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す」をミッションに掲げるテンシャルの取り組みを通じて、企業の健康経営の増進に寄与するモデルケースの構築を目指します。

テンシャルは今後も、日常の様々な健康課題に向き合い、コンディショニングの思想に共感いただける共創パートナーとともに課題解決のためのソリューションを提供してまいります。

「TRIAL HOUSE"TAMESU"」担当者様 コメント

TAMESUでは、福利厚生充実として企業の健康経営を支援し、働き方・暮らし方を含め、1日を通した豊かなライフスタイルを現役世代に提供することをミッションと捉えています。

健康経営の中でも睡眠は重要な要素のひとつとして言われる中、本施設が目指すことと、テンシャルが目指すライフパフォーマンス向上を目的としたコンディショニングに親和性があると考え、導入に至りました。今回の製品導入を通じて、TAMESUを起点とした様々なイノベーションが生まれることを期待しています。

株式会社TENTIAL コンディショニング研究所 プログラム開発担当者 藤田コメント

この度の「TRIAL HOUSE "TAMESU"」への製品導入は、企業が持続的に成長していく上で不可欠な健康経営を推進する上で、一つのモデルケースになると強く感じております。

これまで、様々な企業・団体様でのセミナーや製品導入を通して、ワーカーの皆様が、睡眠時間不足やプレゼンティーズムによる生産性低下といった課題を抱えていることを多々お聞きしてきました。

ワーカーの健康を考えたとき、会社にいる時間やその環境は影響要因の一部に過ぎず、実は会社にいない時間の過ごし方、特にコンディションを整える取り組みが非常に大きいと認識しております。

その中でも、一日の約3分の1を費やすと言われる「睡眠」は、心身の健康を保つ上で特に重要な要素です。コンディショニングをサポートする当社の製品は、ワーカーの皆様の生活の質を高めるための基盤となる住空間に溶け込むからこそ、その改善に大きく貢献できると確信しております。

健康経営は、単なる福利厚生ではなく、従業員一人一人が心身ともに健康で働き、日々のライフパフォーマンスを向上させていくことが、企業の持続的な成長に直結する重要な経営戦略です。

住空間のコンディショニングを通じて、入居されるワーカーの皆様がより良いコンディションで日々の活動に取り組むことができ、ひいては企業全体の生産性向上にも貢献できることを期待しております。

プレスリリースはこちら(株式会社TENTIAL 2025年7月22日掲載)
 
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

============================================

『HealthTechWatch』の視点!

今回取り上げたのは、シェア型企業寮全室にリカバリーウェアを含むコンディショニング製品を導入するというニュースです。

リカバリーウェアという新しいカテゴリーの先駆け的な存在である「BAKUNE」は、疲労回復パジャマとしてみなさんご存知ではないでしょうか!?

一般医療機器としての疲労回復パジャマである「BAKUNE」は、血行が促進されることで、疲労回復が期待でき、毎日の健康に最重要な睡眠をサポートするという商品です。

睡眠に関しての悩みを調査してみると、睡眠自体の悩むを抱えているというよりも、寝ても疲労が取れない、朝のスッキリ感が得られないなど、多くの人は睡眠を通して疲労の回復、良い目覚め、スッキリ感を得たいのだと思います。

この悩み、ニーズにピタッとはまったのが、リカバリーウェアである「BAKUNE」なんだと思います。

これまでの企業向けの睡眠のソリューションは、どちらかというと睡眠の時間や質などから、出口としてはメンタル的なリスクへのアプローチが多かったと思います。

しかし、企業向けといっても実際に利用する人の睡眠の悩みやニーズは疲労が取れない、朝のスッキリ感が得られないというのが中心です。

この疲労の回復、良い目覚め、スッキリ感というのは、日中の集中力ややる気などコンディションへの影響が高いため、健康経営のソリューションとしても納得感が高いアプローチだと思います。

今回のシェア型企業寮全室にリカバリーウェアを含むコンディショニング製品を導入とのことですが、具体的には、リカバリーウェア、機能性掛け布団、シーツ、まくらです。

コンディション、パフォーマンスをアップするために寝具を含めた寝る環境からのアプローチです。

しかし、寝る環境となると、空調、照明、ベッドなど、まだまだアプローチ可能な領域があります。

寮などの施設という側面から考えると、提供可能なこれらのアイテムは揃えやすい環境ではないかと思います。

その際に必要となるのが、各機器、機能の連携になってきます。

ただ単純な機器、機能の寄せ集めではなく、各機器、機能の連携による疲労の回復、良い目覚め、スッキリ感を通した、コンディション、パフォーマンスアップへのつながりになってきます。

やはり、個人としての悩み、ニーズである疲労の回復、良い目覚め、スッキリ感のその先にある日中のコンディション、パフォーマンスアップにつながることが、健康経営のソリューションでは求められるアプローチです。

『HealthTechWatch』編集委員 里見 将史
ヘルスビズウォッチ合同会社の共同代表、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。

あわせて読みたい

お問い合わせ

記事に関するご質問やご相談などがございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。

メールマガジン

注目ニュースをチェック!最新情報をいち早くお届けします。メールマガジンの購読はこちらからどうぞ。

TOP