疾病リスクを可視化する"医療AI"、保険業界で活用広がる。中国「毎因智能」、シードで約2億円を調達

人工知能(AI)技術を疾病リスクの予測に活用する中国スタートアップ杭州每因智能科技(以下、每因智能)がこのほど、シードラウンドで約1,000万元(約2億円)を調達した。
每因智能は北京大学サイエンスパークから生まれた企業で、重大疾病予測プラットフォームと疾病リスク管理用AIエージェントをコアプロダクトとし、重い疾患や慢性疾患のリスクを抱える人々向けに、AIを活用した保険と疾病リスク管理ソリューションを提供する。
現在のところ、每因智能は商業保険の支払い制度を切り口に政府関連部門や大手保険会社と連携し、医療用AIモデルで医療保険商品に付加価値を与えている。郭CEOは「医療用AIの未来は消費者向けサービスにある」との考えから、今後はより多くの健康管理関連プロダクトを開発していく方針だという。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2025年5月29日掲載)
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