研究:うつ病患者に対するVRを用いた運動療法

適度な運動は、うつ病の症状の軽減に役立つとされていているが、運動療法を実施する際には、その継続性が課題となる。
研究チームによると、2023年から2024年の間に、外来受診によりうつ病と診断された114名の患者が登録され、VRを用いたサイクリングマシンの高強度の運動、中等度の運動、VRを用いない中等度の運動の3群に無作為に割り付けられた。
2つのVR実施群におけるうつ病症状の改善には有意差は見られなかったが、中等度群の方が高強度群よりも患者の満足度が高い結果となり、適度な楽しさが治療継続に寄与することが示唆された。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2025年7月25日掲載)
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