いっこく堂もびっくり?声が出なくても話せるAI音声変換が登場

喉頭がんの手術などで声帯を失った人は、音を出そうとしても、かすれた呼気音しか出せない。TARVO社が開発したのは、その「ゴボゴボした音」をリアルタイムで“元の声”に変換する音声AI。
VTuber向けのボイスチェンジャーのように、誰かの声に変えるのではなく、自分の声を“取り戻す”技術だ。手術前に録音しておいた本人の声を学習し、それをAIが再現する。
現在は「Save the Voice」というプロジェクト名で、名古屋大学医学部との共同研究も進行中。本人の尊厳を守るための技術として、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の支援を受けるほか、クラウドファンディングも行っている。
記事原文はこちら(『ASCII.jp』2025年9月8日掲載)
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- AI 音声 TARVO 録音 SavetheVoice 名古屋大学 AMED