★★注目ニュース★★ CALENDAR、“自分だけ”の運動プログラムが届く『CALENDAR Personal』を開始

“毎朝ちがう“自分だけ”の運動プログラムが届く。多様なインストラクターが習慣化を支援する新サービス『CALENDAR Personal』を開始”
CALENDARは、日替わり配信型オンラインパーソナルフィットネス『CALENDAR Personal』の提供を開始しました。
まずはβ版として提供を開始し、利用者のフィードバックを集めながらサービスをよりよくしていき、併せてパートナーインストラクターの募集も行います。完全公開ではなく、公式サイトのニュースレターに登録いただいた方にのみ、申し込み方法をご案内する限定公開での実施となります。
『CALENDAR Personal』 公式サイトはこちら
『CALENDAR Personal』の概要
『CALENDAR Personal』は、カウンセリングなどを通じて担当インストラクターに運動プログラムを作成してもらい、日々自分にぴったりの効果的な運動を習慣にできる、日替わり配信型のパーソナルオンラインフィットネスサービスです。
体験全体に習慣化メソッドが導入されており、インストラクターのサポートも受けられるため、これまで運動を続けられなかった方でも継続しやすくなっています。
『CALENDAR Personal』が生まれた背景
『CALENDAR Personal』は、「ジムで教えた運動を自宅でも続けてくださいね、とクライアントさんに伝えてもほとんどの人ができていないんです」というあるインストラクターさんの声から生まれました。
パーソナル運動指導では、ジムやスタジオに月に数回通って、身体を鍛えたり改善していくのですが、効果を最大化するにはやはりそのときだけでなく、施設外でも日々習ったことを継続していくことが大切だと、ほとんどのインストラクターさんがおっしゃいます。
しかし、インストラクターさんがその人に合った運動の内容を紙に出力して渡したり、動画配信サービスに運動動画をアップしてやってもらうように促しても、なかなかやってもらえていないというのが現状です。
そこで、専用のスマート日めくりカレンダー(Android端末)を使った、習慣化にフォーカスしたオンラインフィットネス「CALENDAR」の仕組みを使い、インストラクターさんが一人ひとりのクライアントさんに、自宅で習慣化しやすいオンラインフィットネスサービスを提供できるように考えました。それが『CALENDAR Personal』です。
『CALENDAR Personal』の特長
1. 毎朝ちがう、自分専用の運動プログラムが届く
インストラクターが面談などを通じてつくった、日替わりの運動プログラムが毎日配信されます。
2.ワンタッチで数分から始められる
習慣化UXが導入された専用端末「スマート日めくりカレンダー」で、誰でも気軽に運動を習慣化できます。
3.インストラクターが伴走サポート
インストラクターが実績を見ながら、習慣化のフォローや運動メニューの調整を柔軟に行います。
プレスリリースはこちら(株式会社CALENDAR 2025年8月9日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『HealthTechWatch』の視点!
今回取り上げたのは、毎朝ちがう“自分だけ”の運動プログラムが届くパーソナルオンラインフィットネスサービスに関するニュースです。
最近のヘルスケアサービスでは、個別化、パーソナライズ化されたサービスの提供が多くなってきています。
これまでにも個別化、パーソナライズされたサービスの提供はありましたが、人が対応するのが前提で、人への依存が高いサービス、所謂高額なサービスというのが一般的でした。
しかし、最近はAIの登場によって、低コストでの個別化、パーソナライズ化されたサービスの提供が可能になってきています。
今回取り上げたニュースの他にも、個別化、パーソナライズしたサービス提供に関連したニュースとして、以下のような情報も目に止まりました。
富士経済、食のパーソナライズ化を実現するフードテック市場を調査
この調査では、パーソナライズフードテック(食のパーソナライズ化を実現するフードテック)として、ソリューション・サービス、食品、機器・資材の市場について現状を明らかにし、将来を展望しています。
ご興味ある方はこちらのニュースも見てみてください。
個別化、パーソナライズされたサービス提供は、ヘルスケアサービスのトレンドとも言えますが、個別化、パーソナライズされたサービスが当たり前になったいくと、個別化、パーソナライズの粒度を含めて、どこまで自分のことを見てくれている、わかってくれているのかといった点や提供される際の提供の仕方、伝え方の工夫による受け手側の行動変容にいかに結びつけられるかが鍵になってくるような気がしています。
AIは、個別化、パーソナライズされたサービス提供の裏側が得意分野として考えられます。
特に生成AIの進化は凄まじく、生成AIの進化に伴い個別化、パーソナライズの粒度もかなり細かく対応が可能になっていくでしょう。
より細く個別化、パーソナライズされた提案を受けたとしても、その提案を生成AIから提案されるのと、同じ生成AIが準備した提案内容を人からダイレクトに提案されるのでは、やはり受け手側の受け取り方も異なってくるような気がしています。
個別化、パーソナライズされた提案を効率よく行う工夫と、受け取る側である人への提案の仕方、伝え方の工夫の双方をしっかりと考えてこそ、はじめて個別化、パーソナライズされたサービス提供としての価値が高まるような気がしています。
個別化、パーソナライズされたサービス提供では、提供者側からだけではなく、受け手側からの検討も重要なポイントなので、片手落ちにならないように注意してください。
『HealthTechWatch』編集委員 里見 将史
ヘルスビズウォッチ合同会社の共同代表、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
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