★★注目ニュース★★ “子ども版Zwift”と話題!セガ子会社の『アンパンマンサイクリング』

『HealthTechWatch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!
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““子ども版Zwift”と話題 セガ子会社の『アンパンマンサイクリング』が、令和にRCA端子を採用した理由”
コロナ禍で生じた“巣ごもり需要”の中、自転車乗りたちの間で注目を浴びた「Zwift」。自転車とローラー台、専用アプリでバーチャルサイクリングを楽しめる同サービスは、当時こそ閉塞感を感じるサイクリストの間で話題になったが、今はすっかり聞かなくなった。
しかし今、「子ども版Zwift」として注目を浴びている製品がある。セガ子会社のセガ フェイブが11月6日に発売するおもちゃ『運動・知育・遊びもいっぱい! GoGo!アンパンマンサイクリング』だ。
自転車型おもちゃをテレビにつないで遊ぶもので、日本玩具協会が決める「日本おもちゃ大賞2025」でエデュケーション部門 共有玩具部門 優秀賞も受賞した。SNSでも「Zwiftをほうふつとさせる」と話題だ。
「家でも静かに運動」需要に対応
『アンパンマンサイクリング』は、自転車型のおもちゃとテレビに接続するユニットからなる室内用おもちゃ。自転車のペダルを漕ぐ動作を通してアンパンマンと一緒にパトロールするミニゲームなど、12種類の遊びが可能だ。
おもちゃ本体とユニットは無線接続し、ユニットをRCA端子でテレビにつなぐ仕組み。おもちゃ本体は乾電池式、ユニットは乾電池かUSB-Type Cでの充電で動作する。テレビにつながずおもちゃ本体だけで遊べる「サウンドモード」も搭載。サウンドモードではゲームを遊べないが、ペダルを漕ぐと効果音や音楽が流れる。
夏の暑さが厳しくなったり、親が家に帰る時間が遅くなったりする中、「子どもが屋内でも静かかつ身体を使って遊べる」おもちゃに需要があると見込んで開発したという。制作に当たっては、フィットネス事業者のティップネスからアドバイスも得た。価格は2万4200円。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2025年8月29日掲載)
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『HealthTechWatch』の視点!
今年の夏の暑さは、本当に酷かったですね!暑さがことさら苦手な私にとてもツライ日々でした(泣)
とは言え、大人は暑ければ涼しいところでやり過ごせば済むかもしれませんが、子供はそうはいかないでしょう。子供の成長過程では体を動かすことも日々必要になります。暑いから家でじっとしているのは子供には難しいでしょう。
本来なら日中は公園で思いっ切り遊んで欲しいところですが、遊具に触れば火傷するほどの高熱ですし、遊具を使わなくても、これだけの高温ですと、熱中症のリスクもあります。
結果として日中はエアコンの効いた家で過ごすことになりますが、家の中で走り回ることになれば、特に共同住宅では騒音問題になってしまいます。夏の暑さはこのようなことにも大きな影響を及ぼすようになってきました。
そんな中、発表された『アンパンマンサイクリング』は、家の中で静かに体を使うことができるアイテムとのことです。小さな子供がいる親御さんにとっては救世主になるかもしれません。
アンパンマンと一緒にパトロールするミニゲームなど、12種類の遊びが可能なので、飽きやすい子供でも、それなりの期間、楽しんでくれることが期待できます。
今後は『アンパンマンサイクリング』のように、環境変化も考慮したヘルスケアアイテムが必要になる時代なのではないでしょうか!?
今後やってくる課題を踏まえたヘルスケア、考えていきませんか。
『HealthTechWatch』編集長 渡辺 武友
ヘルスビズウォッチ合同会社にて共同代表CSO。健康ビジネスにおけるマーケティングに関するコンサルティングを行う。一般社団法人 社会的健康戦略研究所の理事として、ウェルビーイングの社会実装方法の研究を行う。またウェアラブル機器、健康ビジネスモデルに関する健康メディアでの発表や、ヘルスケアITなどで講演を行う。
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