痛い乳がん検診にサヨナラ。MITが開発する「貼り付ける」デバイスとは
マサチューセッツ工科大学(MIT)Media Arts and Sciencesの准教授であるCanan Dagdeviren博士は、Bloombergの最近の番組で、自身のチームが取り組んでいる乳がん監視デバイスについて語った。このデバイスは、ウェアラブルな超音波パッチであり、医療機関ではない場所で乳がんの検診を行うものだという。
Dagdeviren氏は、現在の乳がん検診の標準的な方法はマンモグラフィだと説明する。同氏はこれが、特に乳腺密度が高い人にとって「痛みを伴う」技術である上、完璧ではないとしている。一方、Dagdeviren氏のチームが開発しているデバイスは、放射線を使用せず、非侵襲的であり、「1秒未満」で異常を検出できるという。
このデバイスは、継続的に装着することで多くのデータを収集し、AIと連携する。これら2つの要素により、異常の進行を予測したり、投薬によって状態がどのように変化しているかを監視したりできる。
記事原文はこちら(『CNET Japan』 2025年10月20日掲載)
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