★★注目ニュース★★ SamsungとPearson、集中力と注意力を高めるAI搭載ウェアラブルについての議論

watanabe

2026.02.02

HealthTechWatch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!
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“SamsungとPearson、集中力と注意力を高めるAI搭載ウェアラブルについての議論”

SamsungのヘルスケアモバイルB2B担当ディレクターであるCherry Drulis氏は 、 MobiHealthNewsに対し、3月に開催される「2026 HIMSS Global Health Conference & Exposition」について語った。

同カンファレンスでは、Pearson社
のRevibe and Innovation製品開発担当シニアディレクターのRich Brancaccio氏と、集中力と注意力を高めることを目的としたパーソナライズされた振動とテキストリマインダーを提供する、Samsungのハードウェアを活用したAI対応ウェアラブルであるRevibeのパートナーによる取り組みについて話し合う予定だ。

SamsungとPearsonのパートナーシップは、テクノロジーを活用して教育体験を向上させ、集中力や注意力に課題を抱える個人を支援することに重点を置いている。その代表例が、AI搭載ウェアラブルソリューション『Revibe』だ。『Revibe』は、集中力、注意力、自己制御能力の育成を支援するように設計されている。

Samsungの革新的なデバイスとプラットフォームとPearsonの教育コンテンツおよび専門知識を統合することで、没入型でパーソナライズされた学習ソリューションの創出を目指す。このパートナーシップは、デジタル学習環境におけるエンゲージメント、アクセシビリティ、そして成果を向上させるツールを提供することで、教育者と学生の力を高めることを目指している。

スマートウォッチやフィットネストラッカーなどのウェアラブルデバイスは、リアルタイムのフィードバックやリマインダーを提供することで、注意力や集中力に課題を抱える人々を支援できる。

例えば『Revibe』は、ユーザーがタスクに集中できるよう、また注意力が散漫になった際に再び集中できるよう、カスタマイズ可能な間隔で穏やかな振動による通知を行う。

ウェアラブルデバイスは、心拍変動などの生理学的指標をモニタリングしてストレスや疲労を検知し、ユーザーに休憩やマインドフルネスの実践を促すこともできる。さらに、フォーカスタイマー、通知管理、ガイド付き呼吸エクササイズなどの機能は、ユーザーが集中力を維持し、気を散らすものを効果的に管理するのに役立てることができる。  

「2026 HIMSS Global Health Conference & Exposition」の講演では、テクノロジー、特にウェアラブルデバイスと協働的なパートナーシップが、注意力と集中力の課題にどのように対処できるかについてお伝えする。生産性と健康を向上させるために、革新的なソリューションを日常生活に取り入れることの重要性を強調したい。

さらに、SamsungとPearsonのパートナーシップのような異業種連携が、教育分野をはじめとする様々な分野で意義のある進歩を促進する可能性についてもお伝えしたい。 

記事原文はこちら(『mobihealthnews』2026年1月23日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『HealthTechWatch』の視点!

情報化社会の現在、SNSからの通知がプライベート、仕事問わず四六時中届いてきます。また流行りに敏感な世代では、能動的に常日頃から情報を追い続けなければならない状態になっています。

このような社会では、何かに集中するのはとても難しくなってきています。

これまで集中力や注意力に課題を抱える人はごく一部だったかもしれませんが、今の社会では多くの人が潜在的課題として抱えていると言えるでしょう。

SamsungとPearsonによる取り組みは、ウェアラブルデバイスという、ある意味身近な存在になったものを使うことで課題解決につなげるアプローチをしています。

集中力などの課題に対し、真面目に教育を受けるようなものだと、よほど深刻でないと自ら取り組む人は少ないでしょう。

しかし、すでに役立つものと位置づけられてきたウェアラブルデバイスを着けるだけで改善に貢献するとなれば、ハードルはかなり下がるのではないでしょうか。

ただし、現在の課題である社会性を断ち切るわけではないので、根本的な改善とまではいかない可能性もあります。

現在の社会性を含めた(味方にした)アプローチまで取り組むことが、これから重要視されると思われます。


『HealthTechWatch』編集長 渡辺 武友
ヘルスビズウォッチ合同会社にて共同代表CSO。健康ビジネスにおけるマーケティングに関するコンサルティングを行う。一般社団法人 社会的健康戦略研究所の理事として、ウェルビーイングの社会実装方法の研究を行い、国際標準となる「ウェルビーイングISOガイドライン認定」制度を発表する。またウェアラブル機器、健康ビジネスモデルに関する健康メディアでの発表や、ヘルスケアITなどで講演を行う。

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