中国発「外骨格ロボット」、約20億円を調達。リハビリ・介護支援から日常へ

外骨格ロボット(パワードスーツ)の研究開発を手掛ける中国スタートアップ程天科技(RoboCT)社は、シリーズBで約1億元(約20億円)の資金調達を完了したと発表した。
これまで、病院のリハビリ科や地域のリハビリセンターなどで導入が進み、主に脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺といった中枢神経系患者のリハビリ訓練に使われてきた。
2025年には、一般向け製品として歩行補助外骨格ロボット「易行EasyGo」シリーズを発表。主なターゲットは高齢者の歩行補助やアウトドアなどを想定している。
リハビリ用途では、外骨格ロボットの装着により、ユーザーの持久力や歩行速度、6分間歩行距離がすべて改善されることが確認されている。さらに、技術の進化により、ユーザーの動作意図を認識する方法も、初期の筋肉収縮する際の微弱な電流(筋電信号)や姿勢の認識から、脳波、脊髄波などの神経信号の読み取りへと拡大している。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2025年4月9日掲載)
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