研究:失った声を生成AIで取り戻す。麻痺患者がリアルタイムで「話せる」時代へ

カリフォルニア大学バークレー校、サンフランシスコ校の研究チームが、重度の麻痺があり、発話が難しい患者が意図した言葉を、生成AIを使って大きな遅延なく音声に変換する装置を開発した。
その結果、2005年に30歳で脳幹卒中になったAnnさんは、ほぼリアルタイムでコミュニケーションをとれるようになった。
使用した技術は、OpenAIの「ChatGPT」やAnthropicの「Claude」といったチャットボット、「Google Meet」の文字起こし機能に使われているものと変わらない。
この神経プロテーゼは、Annさんの脳の表面に微小電極アレイを埋め込み、ケーブルで複数のコンピューターと接続する。Annさんが言いたい言葉を思い浮かべると、その信号をAIが運動皮質から読み取って音声に変えるというわけだ。
記事原文はこちら(『CNET Japan』 2025年4月10日掲載)
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