遺伝子情報共有サイト『openSNP』、データプライバシーと「独裁政権の台頭」への懸念を理由に閉鎖へ

ユーザーがアップロードした遺伝子データの大規模なオープンソースリポジトリである『openSNP』が4月末に閉鎖され、すべてのデータが削除されることが、共同設立者のBastian Greshake Tzovaras氏によって確認された。
同氏はブログの中で、サイト閉鎖の決定は23andMeの財政破綻と世界各地での独裁政権の台頭によるデータプライバシーへの懸念によるものだと述べた。
2011年に設立された『openSNP』は、23andMeを含む市販の遺伝子検査キットのユーザーが検査結果をアップロードし、同様の遺伝子変異を持つ人々を見つけるためのオープンで公開されたリポジトリとなった。閉鎖発表時点で1万3,000人近くのユーザーを抱えており、遺伝子データの公開リポジトリとしては最大級のものであった。
記事原文はこちら(『TechCrunch』2025年4月1日掲載)
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