中国が介護ロボットの国際標準制定主導、「シルバー経済」に好機

国際的な標準化団体、国際電気標準会議(IEC)はこのほど、中国主導で制定された介護ロボットの国際標準「コネクテッドホーム環境で使用する自立生活支援ロボットの性能判定基準」(IEC63310)を発表した。
複数の専門家が今回の基準発表について、同分野の国際標準の空白を埋め、中国が技術の応用者から国際ルールの制定者に躍進したことを示すと分析し、介護ロボット産業の規範化を加速させるとの見通しを示した。
中国都市発展研究会の賀可嘉副理事長は、「シルバー経済」は向こう3~5年で戦略的好機の到来期を迎えるとし、介護ロボット産業は中国の高齢化という課題を質の高い発展の新たな原動力に変えていくとの見通しを示した。
記事原文はこちら(『36Kr Japan』 2025年4月9日掲載)
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