億万長者の起業家で投資家のMark Cuban氏は、米国の医療業界は崩壊していると考えており、そのことについては言葉を濁していない。 

Cuban氏は「現在、医薬品価格の大半は、処方薬プログラムを管理する第三者機関である薬剤給付管理会社（PBM）によって設定されている。医薬品価格が意図的に不透明にされている」と述べた。

まさにそれが、彼が2022年にCost Plus Drugsを立ち上げた理由だ。薬価の仕組みを明らかにし、一般消費者の負担を軽減し、伝統的な薬局業界に革新をもたらすためである。

Cuban氏のアプローチは、米国における従来の医薬品の価格設定方法とは大きく異なっている。その名前が示すように、Cost Plus Drugsは医薬品を消費者へ直接販売し、価格を透明化している。製造原価に15％の利益を上乗せし、5ドルの薬局手数料と送料を加えた価格である。

記事原文はこちら（『TechCrunch』2025年8月28日掲載）
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