研究:ワンタッチで「近く」と「遠く」を切替できるメガネ。電子制御で度数が変わる液晶レンズ

台湾の国立陽明交通大学や、台湾の液晶パネルメーカーのInnolux社などに所属する研究者らが発表した論文「Polarization-independent electronically tunable liquid-crystal spectacles」は、テンプルにあるボタン1つの電子制御で度数が変わる遠近両用メガネを提案した研究報告だ。
現在広く使われている累進レンズは、レンズの上部で遠くを、下部で近くを見る構造になっている。しかし、見たい距離に応じて視線を上下に動かす必要があり、慣れるまでに時間がかかる上、めまいや不快感を覚える人も少なくない。今回開発の液晶メガネは、ボタン一つでレンズ全体の度数を電気的に変更できるため、こうした問題を解決する。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2025年9月26日掲載)
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